FXには、必ずロスカットというシステムがあります。ロスカットは強制決済と呼ばれる事もありますが、損失率が一定以上の水準になった時には、強制的に決済されてしまう訳です。その水準を把握しておけば、FXのリスクをかなり低く抑える事も可能です。

損失が一定以上になった時の強制決済

例えば、ある時にFX業者を通じて米ドルの買い注文をしました。ドルを買っている訳ですから、もちろんドルのレートが上昇してくれれば利益は発生します。
ところでドルのレートは、常に上昇し続けるとは限りません。状況次第ですが、たまにドルのレートが大きく下がってしまう事もあります。下がれば損失も発生するでしょう。
問題はその損失率です。損失率が一定以上になれば、せっかく買ったドルも決済されてしまいます。半強制的に決済されることになり、損失も確定してしまいます。

損失が何%以上になると決済されるか

では、具体的にどれぐらいの損失額になると決済されるかというと、それは業者によって異なる訳です。50%や20%など、色々な業者があります。
例えばある時にFX業者に預けた資金は、200万円だったとします。ところが上述のようにドルのレートが下がってしまい、損失が発生しました。その結果、損失額は100万円になってしまい、損失率も50%を記録しています。
この場合、ロスカット水準が50%のFX業者であれば、強制的に決済されてしまう訳です。しかし20%のFX業者は、その限りではありません。20%なので、口座残高が40万円以下にならない限りは、ロスカットは発動されないからです。
ですから人によっては、ロスカット水準を基準にしてFX業者を選んでいる事もあります。ロスカット水準が高ければ、比較的早い段階で強制損切りされてしまうと見込まれるからです。

取引枚数が少ない業者はロスカットされづらい

しかし損失率が十分に低い状態であれば、もちろんロスカットされる事もありません。それだけに最小取引枚数などは、業者を選ぶ基準の1つになる事もあります。
例えばあるFX業者の場合、最小取引枚数は100枚になります。それこそ100ドル単位で取引する事ができます。
100ドル単位であれば、簡単にはロスカット水準には届きづらくなります。動かすお金も少なめになりますから、損失率も低めになるからです。
ちなみにFXの業者によっては、100ドルどころか1ドル単位で取引できる事もあります。それぐらいの枚数であれば、さらにロスカット水準に届きづらくなるでしょう。ですからロスカットが心配な時は、最小取引枚数が少なめなFX業者がおすすめです。